2013年09月

2013年09月30日

1、2、3!で凡事徹底 実践編

おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。

娘の運動会から始まったこの週末。
午後は100kmほど移動しお客様の戦略検討会議に参加して、
180km離れた24時間リレーマラソン会場に着いたのは日付が日曜日に変わった後。

張り切ってリレーに参加したものの、
深夜からお昼までの約12時間の間に走った距離はたったの8km・・・
走っている時間より休んでいる時間が圧倒的に多かった割りには、
身体の痛みはフルマラソンを走りきったランナー状態のようです。

マラソン終了後は途中スーパー銭湯に立ち寄り80km移動して無事帰宅。
もうろうとしながら八重の桜を観ていたはずだったのですが、
気づけばなぜか月曜日の朝を迎えていました・・・

そしてあわててブログを書き始めたのですがここでタイムリミット・・・

いっそサボってしまおうと思ったのですが、
以前ブログでご紹介した「1、2、3、100!で凡事徹底」を実践して・・・

はい、終了!

ごめんなさい!



さてみなさん、
意地になって続けていることはありますか?



・・・こんな状況でも音楽だけはしっかりご紹介です。。。

  リレーマラソンではこの曲を思い出しながら走りました。
  このテンポは私のようなスローランナーにはちょうどいいペースです。

  注:音が出ます
  

murakami_v70 at 07:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ビジネス 

2013年09月24日

北風と太陽

おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。

みなさんは、
「北風と太陽」というイソップ物語を覚えていますか?

ともに力自慢の北風と太陽が、
どちらが旅人の上着を脱がせることができるかを競うお話です。

結果は、
冷たい風で上着を吹き飛ばそうとした北風は失敗し、
さんさんと陽を照りつけることで上着を脱がせた太陽が勝ちました。

力だけで人を動かすことはできない、

とか、

手っ取り早く物事を片付けてしまうよりも、
ゆっくり着実に行なう方が、最終的に大きな効果を得ることができる

あるいは、

冷たい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、
暖かい言葉をかければ、人は自分から行動してくれる

などを学べるお話ですが、

営業マンに当てはめると、
強引な売り込みで逆にお客様に嫌われたのが北風営業マンで、
お客様が自ら欲しがる状況を作り出し、売ったのではなく買わせたのが太陽営業マンです。

なるほど
お客様に自分から欲しいと言わせた太陽営業マンは優秀なのですが、
お客様満足を価値判断基準にすると、この営業方法はクエスチョンマーク?、
決して褒められる営業ではないと思うのです。

よく考えてみて下さい。

そもそもお客様である旅人は、
上着を着ていることに対して不満はなかったのです。

それなのに
この太陽営業マンは自分が売りたいがために、
ガンガン陽を照りつけ、お客様を不快な状態にして、
まんまと商品を買わせたわけです。

お客様が得るベネフィットはプラスマイナスゼロ、
いやいや、わざわざ脱ぎたくもない上着を脱がされたのですからマイナスです。

この太陽営業マン、
善人ぶってはいるけれど、実はとんでもない偽善者なのです。


お客様満足を価値判断基準に考えるならば、
うだるような灼熱の太陽を照りつけるのではなく、
ポカポカ陽気程度に照らしてあげればいいのです。

これなら、
お客様は喜んで上着を脱ぎ、
その心地よい状態に満足するはずです。

あるいは、
「日光を浴びることは健康にいいんですよ」
とアドバイスしてあげてもいいかも知れません。

きっとお客様は
自ら上着をとって陽の光をいっぱいに浴びて満足することでしょう。


「売り込まずして売る」とか「お客に欲しいと言わせる」
タイプの営業マンやコンサルタント、あるいはWEBサイトをよく見かけます。

ただその一部には、
お客様が気づいていない潜在ニーズを掘り起こせ、などといいながら、
実際には、お客様に不安を煽り、不満を生じさせることで
無理やりニーズを作り出して商品を買わせる
偽善太陽営業手法が紛れ込んでいるように感じます。

顧客満足が利益の源泉、という基本を忘れず、
まっとうな太陽営業マンを目指して欲しいものです。


さて
みなさんの周りにいる太陽営業マンはあなたにベネフィットを提供してくれますか?


・・・日中はまだまだ暑いのですが、
  夜はすっかり過ごしやすくなりました。

  こんな秋の夜にお酒を飲みながら聴きたい曲のひとつです。

  彼女の代表曲であるサマータイムやムーブオーバー等もいいのですが、
  噛めば噛むほど味が出るこのナンバーが私のイチオシです。

  注:音が出ます
  


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2013年09月17日

感じると考える

おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。

長月9月ももう折り返し。
過ごしやすい気候になったので、
仕事の効率を上げていきましょう。

さてこの週末は
台風直前の伊勢に遠征し、
年男5人衆で神宮を参拝してきました。

10月の遷御に向け、
正宮をはじめとした社殿のそばには一寸違わぬ形の新たな社殿が建立中です。

神宮

輝くような真新しい新社殿と、
20年のお役目を終えようとする古い社殿との光のコントラストは圧巻で、
何か感じるものがありました。

ただ感覚なので、
何をどう感じたのかうまく表現できません。

これではいかん!と、
この感覚をどう表現すればいいのか考えてみました。

そんなときふと思い出したのが、以前観た映画のセリフ。

 最近の人は、どう感じるかを重視しすぎて残念。
 私は考えたい。
 考えは言葉となり、言葉は行動となり、
 行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる
 (映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」より)

この映画を観たとき、
いつも「いい感じ~!」のように感覚だけで終わっている自分に気づき、
とても反省したことを思い出したのです。
(その後すっかり忘れていたことも重ねて反省・・・)


一方でブルースリーは真逆のこんなセリフを残しています。

 Don't think, feel.
 考えるな、感じるんだ (映画「燃えよドラゴン」より)

どちらかと言えば、
ブルース・リーのように「感じる」能力を高めることに憧れる人が多いでしょう。

とは言うものの残念ながら
いわゆる天才肌ではない私たちがいくら努力しても
「感じる」能力が飛躍的に向上するとはとうてい思えないし、
そもそも「感じる」ためにどういう努力をすればいいさえわかりません。

けれども「考える」ことは自分で意識さえすれば出来るKPIのようなもの。
だから「考える」能力については、
質はともかく「考える」回数を増やすことで高めることが出来ると思うのです。


ただ考えろと言われてもなかなかできることではありませんが、
「感じる」ことが「考える」ことのきっかけになるわけですから、
今回の参拝のような数少ない「感じる」チャンスを得たときには、
この感覚をどういう言葉で表現し、どう行動していくべきかについて、
「考える」ことを徹底しようと決めたのでした。


・・・とまぁここまでの文章を読み返してみると、
感覚的で支離滅裂な記述が多く、明らかに考えが不足しているようです。

もう少し鍛錬が必要です。。。


さてみなさんは日々感じたことをどう考えにつなげていますか?



・・・広島と伊勢往復約1000kmの車中は昭和の名曲CD特集。

  数多くの名曲の中から盛り上がった一曲が、
  藤竜也と草刈正雄の探偵ドラマのこの主題歌です。

  歌い出しが少しハズれてますね・・・。

  注:音が出ます
  


murakami_v70 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ビジネス 

2013年09月09日

己のルールで首を絞める

おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。

祝、TOKYO 2020!
7年後のありたい自分を想像してワクワクしてみませんか?

さてこの週末、
お客様からいただいたお礼ハガキにこんなオマケがくっついていました。
 
ハガキ1
 
ハガキ2
 
官製ハガキより少々大きめの外国の絵ハガキだったので、
貼ってあった50円切手では少し料金が足りなかったようです。

このオマケハガキには、

 郵便物をこのまま受け取りたければ、不足額を支払ってください
 郵便物を受け
りたくなければ、このオマケハガキにサインして郵便物をポストに出してください

のいずれかを選択せよと書いてありました。
 
もちろん、ハガキを受け取るほうを選びましたが、
そもそも差出人に連絡するのがスジなのではとモヤモヤ・・・

日本郵便のFAQページには説明がなかったので、
ググってヒットしたこのサイトで確認したところ、
なんと差出人に戻るのは差出人の住所・氏名が書いてあって、
かつ差出人の住所の郵便局の配達管内であるときだけであることを知りました。

つまり差出人の住所・氏名を書いていても、通勤途中のポストなど
差出人の住所を管轄する郵便局以外のポストから投函した郵便物は、
わざわざ受取人まで配達して不足額を請求するというルールらしいのです。

受取人は、
郵便物を受け取っても拒否したとしても、いずれも気分がいいものではありません。

差出人は、
受取人に不足額を支払ってもらってまでして、郵便物を届けて欲しいとは思わないハズです。

そして配達する日本郵便にとっても、
受取人に届ける手間と差出人に戻す手間はほぼ同じか、
差出人に戻すほうがコストがかからないのではないかと思います。

つまり、
誰も得しないルールなのです。

おそらくこのルールが出来た頃は、それなりの理由があったのでしょう。
しかし、以前独占状態だった郵便事業を取り巻く環境は変化し、
今やメール便サービスと競争している時代です。

ルールがある以上、ルールを守ることは必要ですが、
環境変化を適応し、古いルールは見直していかないと、
いつしか己の作ったルールで己の首を絞めることになりかねません。


さてみなさんの会社では、
顧客不在のヘンテコな業務ルールがまかり通っていませんか?


・・・ルールと言えば、80年代を代表するこの大ヒットナンバー。
 
  MTVやFMでひっきり無しにかかっていた当時は、
  あまり好きではなかったのですが、今聴くと確かにいい曲です。。。

  注:音が出ます
  

murakami_v70 at 07:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ビジネス 

2013年09月02日

答えを探すな

おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。

長月9月になりました。
今月新たに取組むことは決めていますか?
その目的は何なのか今一度確認しておきましょうね。

さて最近、
研修やコンサルティングを通じて、
どの会社にも共通して感じることがあります。

それは「答えを探す」社員さんの多さ。

一例を挙げると・・・

階層別研修を受講したA社の中堅社員に、
これからやるべき自分の行動をレポートしてもらった際に受けた質問。
「(研修レジメを指さしながら)ここを書けばいいですか?」

先輩の顧客を引き継ぐことになったB社若手営業マンのコメント。
「やり方を教えていただければやります(=教えてくれなければやりません)」

・・・とまぁこんな感じです。

どうやらこのような社員さんは、
◯物事には必ず「正しい答え(正解)」が存在する
◯その答えは研修講師や会社の上司・先輩、あるいはネットが持っている
と思い込んでいる様子。

だから質問や課題を提示されると、
「(他人やネットから)正しい答えを探す(引き出す)」
ことだけに思考が集中する傾向が強いため、
答えのない課題に対しては思考停止に陥りやすいのです。


学校のテストには正解がありその答えは先生が知っています。

けれども、
研修で学んだことから今後どう行動するのかは自分が考えること。
決まった答えなどありません。

顧客情報の引継ぎは必要ですが、
営業方法は必ずしも前任のやり方が正しいとは限らないので、
やっぱり答えなどありません。
仮に答えがあったとしてもすべてを引き継ぐことは不可能なのです。

そもそも仕事というものは、
たとえルーチンワークであっても創意工夫してより良くしていくものであり、
引き継いだ答えのとおりにやれば済むものではないのです。

答えを探す社員さんには、
あらかじめ決められた答えなど存在しないことを理解させ、
答え探しのテクニックを磨くのでなく、
答えを自分で考えることの習慣づけを指導することが必要です。

さてみなさんの部下や後輩は、
答え探しに夢中になっていませんか?



・・・秋の夜長から連想したのがこの曲。
  未だにカラオケの十八番というオジサンが多いのでは?

  出演拒否し続けたザ・ベストテンでの貴重なライブ映像を見つけました。
  当時はテレビに出ないことがなんだかカッコよかった時代だったなぁ。

  注:音が出ます
  


murakami_v70 at 06:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ビジネス