2014年03月

2014年03月31日

やっぱり原因自分論

おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。

弥生3月年度末の最終日。

この時期、
何かと多忙になることは事前にわかっていたことです。

私以上にバタバタしておられるお客様から急なご依頼を受けるのも想定の範囲、
それどころか頼っていただいて感謝感謝です。

そんなこんなで他の仕事を優先してたらブログを書くアポを飛ばした・・・

それってお客様のせい?
・・・ではなく、うまく時間を活用できていない自分の問題。

そう、
原因自分論です。

相手や環境を言い訳にしても、
何も改善しないし、何の成果も生みません。

というわけで、
私の段取りミスで今週のブログはこれにて終了・・・


さてみなさん・・・ではなく私自身へ、
今置かれている状況はすべて自分に原因があるんですよ。


さぁ、新年度から仕切り直します!



・・・こんな状態でも音楽だけは。。。
  Cで始まるこの賑やかな曲でお楽しみください!

  注:音が出ます
  


murakami_v70 at 06:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ビジネス 

2014年03月17日

情報流通量と消費情報量

おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。

弥生3月も残り2週間あまり。
会計年度末でバタバタされているお客様をサポートできるよう
私たちは常に余裕を持って行動したいものです。

さて私たちの周りには、
テレビ、インターネット、DM、書籍など多くのメディアがあふれていますが、
これらのメディアを通じて届けられた情報量のことを「情報流通量」、
届けられた情報を情報消費者が意識レベルで認知した情報量を「消費情報量」
と云うのだそうです。

では流通している情報は一体どれくらい消費されているのでしょうか?

平成23年度の情報通信白書によると、
平成21年度の情報流通量は 7.61×10の21乗ビット、
これに対する消費情報量は 2.87×10の17乗ビット。

実に、99.996%の情報は捨てられているのです。

トレンド的にも、
平成13年度比で約200%に増えた情報流通量に対し、
消費情報量はたったの110%どまり。
捨てられる情報の割合は増加する一方です。

つまり情報発信よりも
その情報の伝え方で差がつくということです。

会社案内や商品カタログ、チラシはもちろん、
ほとんどの会社がWEBサイトなどのメディアを持っていますが、
これらのメディアは制作会社に依頼すれば誰でも作れるもの。

いくら自慢の素晴らしいメディアが出来たとしても、
それはオカネで買える依頼先のノウハウでしかないし、
情報消費者に伝わらなければ何の成果も生みません。

こんなことは誰しもわかっているはずなのに、
情報を伝える努力を怠る企業が多いように思います。

伝える努力が泥臭く面倒なことが理由のひとつでしょう。

会社案内はお客様にお配りしてナンボです。
チラシもDMで郵送するか、ポスティング等で配布しなければ伝わりません。

WEBサイトの場合、
SEOやSEMなどのアクセス対策は実は大変手間のかかることですし、
ネットだけでなくDMや営業訪問などの地道な取り組みによって、
サイトにアクセスしていただく努力が必要です。

このように情報を伝えることは、
地味で手間で面倒な誰も好んでやりたくない仕事です。

だから多くの会社が伝える努力をサボっているのです。

この事実をチャンスと捉え、情報発信に偏重することなく、
捨てられる情報を減らすエコ活動にもっと注力したいものです。


さてみなさんが発信した情報のうち、
一体どのくらい消費されているのでしょうか?


・・・来週のブログはお休みします。
  次回は3月31日(月)にアップさせていただきますね。

  さてB始まりの曲は意外に数が多いだけでなく、
  Black dogやBohemian Rhapsody、そしてBurnなど、
  ロック少年だったオジサンにはたまらない名曲揃いであることが判明。

  でも朝から「タマホ~~~~~~~~ム!」はさすがキツイので、
  ムーディーなインストをご紹介。

  とてもお洒落なイメージのこのバンドですが、
  リーダーのポール・ウェラーは元々はパンク上がりなんですよね~。

  注:音が出ます
  


murakami_v70 at 06:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ビジネス 

2014年03月10日

間接販売

おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。

コートが要らないなんて書いた途端、雪の洗礼を受け、
軽々しくものを言ってはならないことを学びました・・・

さて商品やサービスの販売方法は、
自社が自ら顧客に販売する直接販売と、
販売店等を介する間接販売とに大別できます。

直接販売を行うためにはお客様を自ら探すことが必要となりますが、
この見込み客を発見することが最も難易度が高いとされること。

そこで自社商品の見込み客を多く抱える
卸や小売に代わりに売ってもらおうというのが間接販売です。

営業をあまり得意としない製造業や、
既存とは異なる未知の市場に進出する新事業展開等では、
見込客獲得のハードルが高い直接販売より間接販売を選ぶことが多いと思います。

ただし間接販売といえども
商品を扱ってくれる販売店の開拓は必要です。

そこで販売店向けの営業活動を行うのですが、
ここでの訴求ポイントが直接販売と間接販売とでは異なることを忘れてはなりません。

自分が使う商品を買うお客様を対象とする直接販売では、
価格はもちろん商品の効用や品質が最大の関心ごと。
当然、商品をしっかりお伝えすることが重要です。

ところが間接販売で当社の商品を扱ってくれる販売店は、
その商品を扱うことで得られるメリットが一番の関心ごと。

商品の利益率、回転率はもちろん、
安定供給が可能かどうか、
客寄せパンダとして集客効果があるか、
本命で売りたい商品のウイークポイントを補完できるか、
こんなことが重要なのです。

また売りやすいかどうかも重要な基準。
高度な商品知識が必要な商品は敬遠されがちですし、
迅速なクレーム対応は当然、そもそもクレームになりにくい等、
売った後の手離れの良さも重要なポイントとなります。

以上のように、
間接販売では商品は良いのは当たり前であって、
取り扱うかどうかの判断基準は商品以外のポイントが重要になるのです。

ところが間接販売でもまるで直接販売のように
ひたすら商品の良さを訴えるだけで
販売店側のメリットの説明はほとんどない単なるお願い営業マンがチラホラ・・・。

販売店は、
良いものを売りたいのではなく、
儲かるものを売るだけなのです。

自分が販売店だったらどうして欲しいのか?
耳タコ(死語ですかね・・・)ですが、
相手の立場で物事を考えることが重要です。


さて間接販売のみなさん、
当社の商品を取り扱っていただいている販売店のメリットは何ですか?
自分が販売店だったらその商品を売りたいと思いますか?


・・・iPodの曲名順流しも出張中にやっとBに突入。
  洋楽が続くなか一曲だけかかったJ-POPをご紹介。

  今では音楽性も容貌もすっかり変わってしまった彼女ですが、
  デビュー当時はこんな綺麗な曲を歌い上げていたんですよ~。

  では、歌い出しの音響アクシデントをものともしない熱唱をどうぞ。

  注:音が出ます
  

murakami_v70 at 06:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ビジネス 

2014年03月03日

惰性

おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。

弥生3月に入りました。
ここ広島では先週の後半からどんどん暖かくなっていて、
先週には最高気温16.8を記録したほど。

そんな暖かな金曜日、
私は当然のごとくコート無しで外出したのですが、
朝のバスでコートを着ていないのはなんと私だけ。

いきなりコート無しまではやり過ぎだとは思うものの、
乗客の多くは厚手のコートやダウンジャケットを着こみ、
首にはマフラーをぐるぐる巻いた真冬の防寒スタイルのまま。

今日みたいな暖かい日にその格好じゃ暑すぎるでしょ?
とスーツ姿の私は思ったのです。

そんな私も仕事を終え、自宅に帰ると、
いつものようにファンヒーターをスイッチオン。
暖房しなくても寒くないことに気づいたのはしばらくしてから・・・。

必要以上に暖めた部屋の中で、
惰性って怖いな、と感じました。

コートを着たり、
マフターを巻いたり、
ファンヒーターをつけるのは寒さ対策のため。

最初は目的を持ってやっていたのに、
いつしかそれが惰性となり、
寒くない日でも同じことをやってしまっているわけです。

こんな惰性をやめるのは、
自分ひとりのことであれば簡単なこと。

ところがこれが、
さまざまな人が関係する会社の仕事やルールとなると難しいのです。

惰性とまでは言いませんが当時は必要だったけれど、
今ではもう必要性が無くなった仕事って意外に多いもの。

こんな仕事はすぐに止めてしまえばいいのですが、
特に前任から引き継いだ仕事などは、
必要かどうか吟味することもなく、
「これは前任から引き継いだから」という理由だけで、
惰性仕事が脈々と受け継がれていくのです。

ほとんどの会社が、
仕事の手順は教えるけれども、
仕事の目的を教えないからです。

ドラッカー氏は、
「知識労働では重要なことは仕事の目的である」
と述べていますが、まさしくそのとおり。

仕事の手順だけでなく目的までしっかり伝え、
できれば「顧客満足」や「顧客への価値提供」につながるまで
その仕事の目的を掘り下げたいものです。

さてみなさん、
今から取りかかるその仕事の目的は何でしょうか?


・・・iPodの全曲シャッフルにも飽きたので、
  曲名順でAから聴き始めたところこのタイトルの曲が連続中。
  みなさんホント天使が好きなんですね。

  その天使の曲から今回は、
  イギリス出身の二人組の抜群のライブテイクをご紹介。
  大ヒットした天使の曲よりもこっちのほうが好きだなぁ。
  
  注:音が出ます
  


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