JR南浦和駅の女性救出劇に思うオプション価格で不満軽減

2013年08月05日

顧客価値

おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。

葉月8月に入っても厳しい暑さが続いています。
早朝時間を活用するなど工夫して、
時間あたりのアウトプットをキープしていきましょう。

さて暑い夏の食べ物と言えば鰻の蒲焼。
ところが今年は漁獲量激減の影響で価格が高騰し、
庶民には少しハードルが高い食べ物になっています。

そこでこの夏注目を集めているのが、
ナスやらレンコンやらの代用食材によるモドキ蒲焼。

結構売れているそうなので、
鰻ありきでなく蒲焼という食べ方に価値を感じる客層も多いのでしょう。

ちなみに
コストに敏感なわが家の土用の丑のチョイスは、サンマの蒲焼でした・・・

このような蒲焼とコスト優先派以外にも、
鰻の夏バテ防止効果に価値を感じる客層は
鰻の代用蒲焼を食べるくらいなら焼肉を食べるでしょうし、
高級感に価値を感じる客層ならば、
値段が上がれば上がるほど高級店で特上うな重を頼むのでしょう。

つまり同じ鰻の蒲焼という品物であっても、
何に価値を感じるかはお客次第。

この顧客価値がわかっていれば、
仮に鰻が手に入らないときも、
「だったらこれはどうですか?」
価値を代替する商品やサービスの提案ができるわけで、
これがライバル社に差をつけるひとつの方法なのです。

ところが顧客自身が
自分が何に価値を感じているのか把握していないこともしばしば・・・

考えてみれば、
私だってなぜ土用の丑に鰻に価値を感じるのかよくわからぬまま、
習慣として食べていたりするわけです。

こんなときはなぜなぜなぜの質問を繰り返し、
お客様が感じている価値に気づいていただくようフォローすることが大事です。
※ただし、くれぐれも尋問にならぬようご注意ください。

商品ありきのモノ売りビジネスから脱却するためには、
わが社の顧客が感じる価値とは何なのか?
を把握する努力が不可欠なのです。


さてみなさんが感じる鰻の価値とは何ですか?


・・・いつもブログをお読み下さりありがとうございます。
  来週12日(月)はお休みして19日(月)から再開します。
  
  こう暑いと思いっきりハジけたい気分ですが、
  もうそんなヤンチャできる歳ではないので、
  イントロの軽快なドラムがとってもお気に入りの
  この曲を聴いて気分だけハジケたいと思います。

  注:音が出ます
  


murakami_v70 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ビジネス 

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