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2013年08月26日

目標と目的

おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。

朝晩はすっかり涼しくなりました。
葉月8月ラストウイーク、気張りましょう!

さてこの夏、
少しでも論理思考が身に付くようにと子どもに買い与えたもの。
それは懐かしのルービックキューブ。
ルービックキューブ















私の思惑通り、
早速食い付いてカチャカチャとやり始めたまではいいのですが、
しばらくすると想定外のことが起きました。

それは目指すべき目標がズレていたこと。

6面すべての色を揃えることが目標である私の意に反して、
子どもは1面揃えたところで満足してしまったのです。

いやいや・・・あのね・・・
これは6面揃えるパズルであって、
1面揃えるのは6面揃えるための中間目標に過ぎないわけで、
最終のゴールではないのだから2面目にチャレンジしようよ・・・

などと、必死に説得したのですが、
6面揃えることには全く興味を持ってくれません。

結局、
白、赤、橙、緑、青、黄の全6色を、
それぞれ1回ずつ揃えたところで子どもの目標は達成。

購入からたった1週間で私のオモチャになってしまいました・・・


今回学んだこと、それは目的共有の必要性。

私は子どもに対して、
「6面揃えよう」という目標は示したものの、
「何のために6面揃えるのか」
という目的を明確に示すことができなかったのです。

考えてみれば、
6面揃えることが当たり前と思っている私には、
子どもが当たり前だと思わないことを想定していなかったし、
仮に目的を説明しようにも、
「すべて揃うとスッキリするから・・・」
「そういうパズルだから・・・」
等、この程度の説明しか出来ないのです。

目的がハッキリしないままの目標は、
子どもにとっては親から押し付けられたノルマです。

ノルマには魅力を感じないので、
わざわざ面倒な思いをして6面にチャレンジしよう、
という気になるはずもありません。

だから子どもは、
1面を揃える、という簡単に手に届く目標で満足してしまったのです。


このことは会社組織においても同様です。

「いつまでに何をいくらやる」という目標だけでなく、
「何のためにそれをやるのか」という目的がなければ
子どもにかぎらず大人であっても心は動きません。

企業最大の目的である経営理念をベースとして、
常に仕事の目的を社員に浸透させていきたいものです。


さてみなさん、
その仕事の目標の先にある目的とは一体なんでしょうか?



・・・ルービックキューブ攻略のラップを見つけました。
  こんな楽しい動画を見せておけばもっとやる気になったかも。。。

  注:音が出ます
  

murakami_v70 at 06:56│Comments(0)TrackBack(0) ビジネス 

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