1、2、3!で凡事徹底 実践編顧客を知らないと・・・

2013年10月07日

消費税引き上げに備えて

おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。

神無月10月到来と同時に
消費税引き上げが正式決定されました。

注文住宅等の工事請負契約における
経過措置も9月末の契約分で終了しており、
来年4月の販売からは一律8%の消費税が課されます。

この影響で3月までの駆け込み需要が予想され、
相当数の企業が業績アップの機会に恵まれます。

しかし、
このチャンスに乗り遅れぬよう
商品供給能力や施工能力を増やしたとしても、
自社のキャパには限界があります。

ここで最悪なことは、
キャパを超える受注によって、
供給や施工がパンクし、納期遅れを起こすこと。

納品や引き渡しが4月にズレ込めば
8%の消費税が適用されるだけではなく、
商品や原材料の欠品等によって、
お客様のビジネスに大きな損害を与えることになるのです。

こんなことをやらかせば、
これまで培った信頼関係も水の泡。

それでなくても落ち込みが予想される
4月以降の業績はますますお先真っ暗です。

そこで最低限今のうちに打っておくべき手は次の5つ。

1.3月末までの自社の供給力・施工力を正確に算出すること
2.営業マン任せにせず会社や部門レベルで顧客や物件の優先順位をつけること
3.優先順位の高い顧客や物件から前倒しで受注活動を実施すること
4.受注進捗率を日次で共有し、キャパを超えた段階で3月末納期の注文を打ち切ること
5.以上を例外なく営業に徹底させること

特に、2の顧客の優先順位付けでは、
伸びしろが少ない既存客よりも拡販余地の高い新規客を優先するなどの
4月以降も見据えた判断が必要です。


これから少しの間、
バブル期を彷彿とさせる「断るのが営業の仕事」という
営業マン天国時代がやってくるかも知れません。

ただしそれも一瞬の出来事。
来年4月以降はエコポイント後のテレビのような氷河期が到来するのですから、
それを見据えて今できることをやっておきましょうね。

さてみなさんの会社では、
消費税引き上げへの備えは万全ですか?



・・・5%のうちに買っておくものを考えはじめた物欲キングの私。

  電車等の定期券購入や雑誌の定期購読のほか、
  ホテルの宴会や結婚式場の披露宴などは3月購入ならセーフみたいです。
  私にはあんまり関係ないですけどね。

  こんな私が思いついたのは、お気に入りアーティストのCDの大人買い。
  例えばこの人のバンド時代からソロまでのCD全部ちょうだい!みたいな・・・

  もっと役に立つものを買わないといけませんね・・・

  注:音が出ます
  


murakami_v70 at 07:02│Comments(0)TrackBack(0) ビジネス 

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