アクセス解析
2011年09月20日
ウェブサイトの顧客を見える化
おはようございます。
中小企業診断士の村上です。
今週は、
中小企業診断協会広島県支部の研修会の講師をつとめました。
テーマは、
ウェブサイトのアクセス解析ツールと、キーワード広告サービスの活用方法について。
3時間のワンマンショーセミナーでしたが、
ご参加いただいたみなさんには、大変熱心にご聴講いただきました。
ありがとうございました。
さて、
アクセス解析ツールとは、
自分のウェブサイトを、何人が何回閲覧したのか?等の
アクセス情報を解析してくれる無料のクラウドサービスで
Google アナリティクス が有名です。
一方、
検索キーワードに関連した広告を、
GoogleやYahoo!等の検索結果画面表示するキーワード広告サービスは、
検索連動型広告とかリスティング広告等とも呼ばれ、
Google アドワーズ と、Yahoo!リスティング広告 がシェアを握っています。
少し砕いた表現をすると、
アクセス解析ツールとは、ウェブサイトにおける顧客の動きの見える化ツール、
キーワード広告は、顧客ニーズの見える化サービス、といえます。
どちらもビジネスには欠かせませんね。
ところがこのツール、
利用しているお客様とそうでないお客様が、ハッキリ分かれているように思います。
とりわけ
無料でお客様を見える化してくれるアクセス解析ツールは、
活用しないほうが損だと思うくらいなのですが、
ITの専門家じゃないとムリ!と最初から諦めている方が少なくありません。
この原因として考えられるのが、
Google アナリティクスで使われている難解な用語の数々。。。
「セッション」「ランディングページ」「コンバージョン」・・・
普通の人は訳がわかりませんよね。
だから、大変とっつきにくいのです。
しかし
ウェブサイトを、リアルなお店に置き換えてみると、
訪問(セッション):のべ来店客数
ランディングページ:最初に入った入口(売り場)
コンバージョン:レジでお買い上げ
等と、言い換えることができます。
これならイメージしやすいですよね?
そもそもアクセス解析で重要なのは、
バーチャルの解析データから、
リアルの世界のお客様の動きを見える化(イメージ)し、
顧客ニーズにあわせて、お店(ウェブサイト)を改善すること。
これはITの技術屋ではなく、
そのビジネスのプロであるみなさん自身でなければ、できないことなのです。
みなさん、いかがですか?
ページのデザインや、結果である売上など、表面的に見える部分だけで、
ウェブサイトをわかったつもりになって、
肝心なお客様の解析を、IT業者に丸投げしていませんか?
是非、アクセス解析ツールを活用して、顧客の見える化にチャレンジしてみてください。
・・・アクセス解析ツールは、
モノを売るネットショップに限らず、
普通の企業サイトやブログでも設定可能。
もちろん、このブログもアクセス解析をしています。
毎週月曜日(休みのときは翌日)に更新しているので、
週末に記事を書くことが多いのですが、
ネタが尽きたり、多忙だったりする週末は結構大変・・・
心が折れそうになったときは、
アクセス解析の数字から垣間見える、
みなさんの応援の声を励みに頑張っております。
これからもよろしくお願いしま~す(笑)
中小企業診断士の村上です。
今週は、
中小企業診断協会広島県支部の研修会の講師をつとめました。
テーマは、
ウェブサイトのアクセス解析ツールと、キーワード広告サービスの活用方法について。
3時間のワンマンショーセミナーでしたが、
ご参加いただいたみなさんには、大変熱心にご聴講いただきました。
ありがとうございました。
さて、
アクセス解析ツールとは、
自分のウェブサイトを、何人が何回閲覧したのか?等の
アクセス情報を解析してくれる無料のクラウドサービスで
Google アナリティクス が有名です。
一方、
検索キーワードに関連した広告を、
GoogleやYahoo!等の検索結果画面表示するキーワード広告サービスは、
検索連動型広告とかリスティング広告等とも呼ばれ、
Google アドワーズ と、Yahoo!リスティング広告 がシェアを握っています。
少し砕いた表現をすると、
アクセス解析ツールとは、ウェブサイトにおける顧客の動きの見える化ツール、
キーワード広告は、顧客ニーズの見える化サービス、といえます。
どちらもビジネスには欠かせませんね。
ところがこのツール、
利用しているお客様とそうでないお客様が、ハッキリ分かれているように思います。
とりわけ
無料でお客様を見える化してくれるアクセス解析ツールは、
活用しないほうが損だと思うくらいなのですが、
ITの専門家じゃないとムリ!と最初から諦めている方が少なくありません。
この原因として考えられるのが、
Google アナリティクスで使われている難解な用語の数々。。。
「セッション」「ランディングページ」「コンバージョン」・・・
普通の人は訳がわかりませんよね。
だから、大変とっつきにくいのです。
しかし
ウェブサイトを、リアルなお店に置き換えてみると、
訪問(セッション):のべ来店客数
ランディングページ:最初に入った入口(売り場)
コンバージョン:レジでお買い上げ
等と、言い換えることができます。
これならイメージしやすいですよね?
そもそもアクセス解析で重要なのは、
バーチャルの解析データから、
リアルの世界のお客様の動きを見える化(イメージ)し、
顧客ニーズにあわせて、お店(ウェブサイト)を改善すること。
これはITの技術屋ではなく、
そのビジネスのプロであるみなさん自身でなければ、できないことなのです。
みなさん、いかがですか?
ページのデザインや、結果である売上など、表面的に見える部分だけで、
ウェブサイトをわかったつもりになって、
肝心なお客様の解析を、IT業者に丸投げしていませんか?
是非、アクセス解析ツールを活用して、顧客の見える化にチャレンジしてみてください。
・・・アクセス解析ツールは、
モノを売るネットショップに限らず、
普通の企業サイトやブログでも設定可能。
もちろん、このブログもアクセス解析をしています。
毎週月曜日(休みのときは翌日)に更新しているので、
週末に記事を書くことが多いのですが、
ネタが尽きたり、多忙だったりする週末は結構大変・・・
心が折れそうになったときは、
アクセス解析の数字から垣間見える、
みなさんの応援の声を励みに頑張っております。
これからもよろしくお願いしま~す(笑)
2011年07月25日
既存フォローなくして新規開拓なし
おはようございます。
中小企業診断士の村上です。
今週も衝動買いしてしまったほどネット通販好きの私。
このたびとあるネットショップを支援するご縁に恵まれ、
ショップのサイトチェックやアクセス解析の依頼を受けました。
ご存知の方も多いと思いますが、
グーグルアナリティクス(Google Analytics)という解析ツールを使うと、
・日々のユーザー(来店者)は何人か?
・そのお客様は新規なのか、それとも何回目のリピータなのか?
・どの県(都市)から来たのか?
・どこのサイトから来たのか?
・うちのお店にやってきたキーワードは何か?
・どのページ(売り場)にどれくらい滞在したのか?
・どういう導線をたどったのか?
・キーワード広告の効果やコストはどれくらいか?
などのリアル店舗では入手困難なお客様の動きを見える化できるのです。
しかもタダ・・・、Googleヤバ過ぎます。
しかしこのお店では、
このような細かいデータ解析以前の基本的な問題がありました・・・
それは、
既存客と見込客に対するフォローが不十分であること。
このお店は、あるペットを販売しているのですが既存客へのフォローは新入荷情報の提供だけ。
購入したペットに関するケア情報提供などのアフターフォローは行っておらず半ば売りっぱなしの状態です。
だからリピート購入者の割合がとても低いのです。
また見込客へのメルマガ等の情報提供もしていないので、
せっかく興味を持ってサイトにアクセスしてくれたお客様を囲い込むことができません。
これが原因で、
SEO対策や有料広告によるSEM対策で新規客を集めても、
ほとんどのお客様が1回限りのお付き合いで消えてしまっていたのです。
いくら全国を商圏とするネット通販でも、
来る客、来る客を取り逃がしていたら商売になりませんから、
このお店はまずこうした既存客・見込客のフォロー強化から手をつけていく予定です。
さて、
フォローの重要性はネット通販に限ったことではありません。
リアル営業においても
新規客を開拓するには、まず自社を知ってもらうことからスタートするために手間とコストがかかります。
しかも新規客への提案は難易度が高く成功率が低いため、効率が悪いのです。
この一方で既存客や一度引合があった見込客であれば、
自社のことをすでに知っているというところからスタートできます。
それに既存客であっても、別の商材を提案できるかも知れません。
今日は買わない見込客であっても、1年後には買ってくれるかも知れません。
だから、
既存フォローなくして新規開拓なし
闇雲に新規開拓を行うくらいなら
まずは既存客・見込客のフォローを優先したほうが効率が断然いいのです。
それでも尚、
みなさんの会社には、
売りっぱなしの顧客や提案しっぱなしの見込客を放置して、
新規開拓に躍起になっている営業マンはいませんか?
今一度、既存客、見込客のフォロー状況を見える化してはいかがでしょうか?
・・・最近のお気に入りは、ネットではなくお客様のお店で購入した焼酎カップ。
さすが焼き物の五大産地有田焼産。
デザインはもちろんですが、
・香りを逃さない構造
・保温(保冷)性を高める高台
・対流をつくりだす丸い底
など機能性もバッチリなんです。
やはりいいものは違いますね。
おかげで大好きな三岳が早々に空になりそうです・・・
M社長、大事に使わせていただきます。
ありがとうございました。
中小企業診断士の村上です。
今週も衝動買いしてしまったほどネット通販好きの私。
このたびとあるネットショップを支援するご縁に恵まれ、
ショップのサイトチェックやアクセス解析の依頼を受けました。
ご存知の方も多いと思いますが、
グーグルアナリティクス(Google Analytics)という解析ツールを使うと、
・日々のユーザー(来店者)は何人か?
・そのお客様は新規なのか、それとも何回目のリピータなのか?
・どの県(都市)から来たのか?
・どこのサイトから来たのか?
・うちのお店にやってきたキーワードは何か?
・どのページ(売り場)にどれくらい滞在したのか?
・どういう導線をたどったのか?
・キーワード広告の効果やコストはどれくらいか?
などのリアル店舗では入手困難なお客様の動きを見える化できるのです。
しかもタダ・・・、Googleヤバ過ぎます。
しかしこのお店では、
このような細かいデータ解析以前の基本的な問題がありました・・・
それは、
既存客と見込客に対するフォローが不十分であること。
このお店は、あるペットを販売しているのですが既存客へのフォローは新入荷情報の提供だけ。
購入したペットに関するケア情報提供などのアフターフォローは行っておらず半ば売りっぱなしの状態です。
だからリピート購入者の割合がとても低いのです。
また見込客へのメルマガ等の情報提供もしていないので、
せっかく興味を持ってサイトにアクセスしてくれたお客様を囲い込むことができません。
これが原因で、
SEO対策や有料広告によるSEM対策で新規客を集めても、
ほとんどのお客様が1回限りのお付き合いで消えてしまっていたのです。
いくら全国を商圏とするネット通販でも、
来る客、来る客を取り逃がしていたら商売になりませんから、
このお店はまずこうした既存客・見込客のフォロー強化から手をつけていく予定です。
さて、
フォローの重要性はネット通販に限ったことではありません。
リアル営業においても
新規客を開拓するには、まず自社を知ってもらうことからスタートするために手間とコストがかかります。
しかも新規客への提案は難易度が高く成功率が低いため、効率が悪いのです。
この一方で既存客や一度引合があった見込客であれば、
自社のことをすでに知っているというところからスタートできます。
それに既存客であっても、別の商材を提案できるかも知れません。
今日は買わない見込客であっても、1年後には買ってくれるかも知れません。
だから、
既存フォローなくして新規開拓なし
闇雲に新規開拓を行うくらいなら
まずは既存客・見込客のフォローを優先したほうが効率が断然いいのです。
それでも尚、
みなさんの会社には、
売りっぱなしの顧客や提案しっぱなしの見込客を放置して、
新規開拓に躍起になっている営業マンはいませんか?
今一度、既存客、見込客のフォロー状況を見える化してはいかがでしょうか?
・・・最近のお気に入りは、ネットではなくお客様のお店で購入した焼酎カップ。
さすが焼き物の五大産地有田焼産。
デザインはもちろんですが、
・香りを逃さない構造
・保温(保冷)性を高める高台
・対流をつくりだす丸い底
など機能性もバッチリなんです。
やはりいいものは違いますね。
おかげで大好きな三岳が早々に空になりそうです・・・
M社長、大事に使わせていただきます。
ありがとうございました。