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2014年09月01日
ジョハリの窓
おはようございます。
3週間ぶりのブログアップとなる
少々サボりぐせのついた経営コンサルタントの村上です。
長月9月の始まりです。
毎朝必ず日は昇ります。
前を向いて進んで参りましょう。
さて
みなさんは「ジョハリの窓」をご存知でしょうか?
ジョハリの窓とは、
4つの領域(窓)で対人関係を見える化することで、
コミュニケーションの円滑化を進めるためのモデルです。
<ジョハリの4つの窓>
1.開放の窓
自分に分かっている & 他人にも分かっている領域
2.秘密の窓
自分に分かっている & 他人には分かっていない領域
3.盲点の窓
自分には分かっていない & 他人には分かっている領域
4.未知の窓
自分には分かっていない & 他人にも分かってない領域
この4つの窓で自己の対人関係を認識した上で、
他人から「フィードバック」を受けて自分がまだ分かっていない「3の盲点の窓」を小さくし、
自分から「自己開示」を行って他人に分かってもらい「2の秘密の窓」を小さくすることで、
結果として「1の開放の窓」の領域が広がり、コミュニケーションが円滑化されるというものです。
新しい自分が発見できそうで、
なんだかとても興味深いこのジョハリの窓、
せっかくなので会社と顧客の関係に当てはめてみてはいかがでしょうか?
ハードルの高い大手企業と取引しているとか、
小回りの効くサポートが出来るなどといった目に見えにくい強みは、
なかなか顧客に伝わりにくいことから大半が「2の秘密の領域」に埋まっています。
積極的に「自己開示」すればいいのです。
自社は気づいていないけれど、
顧客から高く評価を受けている「3の盲点の窓」もきっとあるはずです。
「今更ですけど・・・なぜ当社と取引していただけるのですか?」
お客様から「フィードバック」を受ければいいのです。
あるいは社長が強みだと思っていても社員がそう認識していないため、
顧客にも伝わらないまま「4の未知の窓」に属している機会損失もあるかも知れません。
ジョハリの窓で会社と顧客の関係を見える化すれば、
日頃は悪い面ばかりに目を向けがちな社員に会社の持つ強みを気づかせることもできるのです。
実はこれが一番の効果だったりします。
さてみなさん、
ジョハリの窓で会社の新たな強みを発見してはいかがでしょうか?
・・・今週も引き続き"o"で始まるラジカセで聴きたいこの80'sです。
当時のSONYは最強でしたね~
さぁ、今日も元気出して一歩ずつ進みましょう!
注:音が出ます
3週間ぶりのブログアップとなる
少々サボりぐせのついた経営コンサルタントの村上です。
長月9月の始まりです。
毎朝必ず日は昇ります。
前を向いて進んで参りましょう。
さて
みなさんは「ジョハリの窓」をご存知でしょうか?
ジョハリの窓とは、
4つの領域(窓)で対人関係を見える化することで、
コミュニケーションの円滑化を進めるためのモデルです。
<ジョハリの4つの窓>
1.開放の窓
自分に分かっている & 他人にも分かっている領域
2.秘密の窓
自分に分かっている & 他人には分かっていない領域
3.盲点の窓
自分には分かっていない & 他人には分かっている領域
4.未知の窓
自分には分かっていない & 他人にも分かってない領域
この4つの窓で自己の対人関係を認識した上で、
他人から「フィードバック」を受けて自分がまだ分かっていない「3の盲点の窓」を小さくし、
自分から「自己開示」を行って他人に分かってもらい「2の秘密の窓」を小さくすることで、
結果として「1の開放の窓」の領域が広がり、コミュニケーションが円滑化されるというものです。
新しい自分が発見できそうで、
なんだかとても興味深いこのジョハリの窓、
せっかくなので会社と顧客の関係に当てはめてみてはいかがでしょうか?
ハードルの高い大手企業と取引しているとか、
小回りの効くサポートが出来るなどといった目に見えにくい強みは、
なかなか顧客に伝わりにくいことから大半が「2の秘密の領域」に埋まっています。
積極的に「自己開示」すればいいのです。
自社は気づいていないけれど、
顧客から高く評価を受けている「3の盲点の窓」もきっとあるはずです。
「今更ですけど・・・なぜ当社と取引していただけるのですか?」
お客様から「フィードバック」を受ければいいのです。
あるいは社長が強みだと思っていても社員がそう認識していないため、
顧客にも伝わらないまま「4の未知の窓」に属している機会損失もあるかも知れません。
ジョハリの窓で会社と顧客の関係を見える化すれば、
日頃は悪い面ばかりに目を向けがちな社員に会社の持つ強みを気づかせることもできるのです。
実はこれが一番の効果だったりします。
さてみなさん、
ジョハリの窓で会社の新たな強みを発見してはいかがでしょうか?
・・・今週も引き続き"o"で始まるラジカセで聴きたいこの80'sです。
当時のSONYは最強でしたね~
さぁ、今日も元気出して一歩ずつ進みましょう!
注:音が出ます
2013年12月16日
成果のフィードバック
おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。
物欲キングの私が今狙っているモノ、
それは、ふとん専用クリーナー。
従来の掃除機ではとれなかった
ふとんに潜むダニを吸い取るスグレモノなのですが、
ただダニを取り除くだけなら、
ダニアレルギーでも潔癖症でもない私には明らかにオーバースペック。
ではなぜ物欲キングの食指が動いたのか?
それは吸い取ったダニが見える機能がついているから。
ふとん掃除の目的は、
ふとんからダニを取り除くことなので、
掃除の成果は取れたダニの量で決まります。
この商品にはその成果となる
取れたダニが見えるボックスがついているのです。
この成果の見える化機能こそ、
私をダニ掃除へと駆り立てる源泉となって、
この商品が欲しくてたまらないのです。
このことはビジネスでも全く同じことが言えます。
仕事の成果を高めるためには、
その仕事の成果を知らなければなりません。
ところが
数値化が容易な営業や製造部門と異なり、
企画や事務等の間接部門では成果の見える化が難しいもの。
だからといって
事務の仕事のすべてをいちいち定量化していては
管理コストが増大するだけで現実的ではありません。
そこで重要な役割を担うのが、
部下の仕事の成果をフィードバックするマネージャーの存在。
部下の仕事の成果に対する良い悪いの評価を伝え、本人に気付きを促すのです。
フィードバックをしないマネージャーは、
ダニボックスのないクリーナーで部下に掃除をさせるようなもの。
いったいどれだけのダニが取れたのか知ることもなく、
ただひたすら掃除を繰り返すのみ。
創意工夫も生まれにくいし、
その仕事への意欲が湧き出すこともありません。
さてあなたの会社のマネージャーには、
ダニボックス機能がついていますか?
・・・ちなみに2つのモデルのうち、
ダニボックスは高いほうだけについている機能。
1万円ほど安いエントリーモデルにはついていませんのでご注意あれ。
では本題とは関係ないですが、
このバンドの大ヒットアルバムからのファーストシングルをご紹介。
途中のサックスソロがとてもカッコイイんです。
80年代当時のレトロ感たっぷりのPVからどうぞ。
注:音が出ます
経営コンサルタントの村上です。
物欲キングの私が今狙っているモノ、
それは、ふとん専用クリーナー。
従来の掃除機ではとれなかった
ふとんに潜むダニを吸い取るスグレモノなのですが、
ただダニを取り除くだけなら、
ダニアレルギーでも潔癖症でもない私には明らかにオーバースペック。
ではなぜ物欲キングの食指が動いたのか?
それは吸い取ったダニが見える機能がついているから。
ふとん掃除の目的は、
ふとんからダニを取り除くことなので、
掃除の成果は取れたダニの量で決まります。
この商品にはその成果となる
取れたダニが見えるボックスがついているのです。
この成果の見える化機能こそ、
私をダニ掃除へと駆り立てる源泉となって、
この商品が欲しくてたまらないのです。
このことはビジネスでも全く同じことが言えます。
仕事の成果を高めるためには、
その仕事の成果を知らなければなりません。
ところが
数値化が容易な営業や製造部門と異なり、
企画や事務等の間接部門では成果の見える化が難しいもの。
だからといって
事務の仕事のすべてをいちいち定量化していては
管理コストが増大するだけで現実的ではありません。
そこで重要な役割を担うのが、
部下の仕事の成果をフィードバックするマネージャーの存在。
部下の仕事の成果に対する良い悪いの評価を伝え、本人に気付きを促すのです。
フィードバックをしないマネージャーは、
ダニボックスのないクリーナーで部下に掃除をさせるようなもの。
いったいどれだけのダニが取れたのか知ることもなく、
ただひたすら掃除を繰り返すのみ。
創意工夫も生まれにくいし、
その仕事への意欲が湧き出すこともありません。
さてあなたの会社のマネージャーには、
ダニボックス機能がついていますか?
・・・ちなみに2つのモデルのうち、
ダニボックスは高いほうだけについている機能。
1万円ほど安いエントリーモデルにはついていませんのでご注意あれ。
では本題とは関係ないですが、
このバンドの大ヒットアルバムからのファーストシングルをご紹介。
途中のサックスソロがとてもカッコイイんです。
80年代当時のレトロ感たっぷりのPVからどうぞ。
注:音が出ます
2013年07月29日
JR南浦和駅の女性救出劇に思う
おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。
大雨の日曜日となった昨日は
自宅に缶詰でお仕事に励んでいたのですが、
小休憩のつもりでつけたテレビにすっかり夢中に・・・
ちょうど高校野球広島県大会の決勝戦をやっていたのですが、
なんと引き分け再試合となった大熱戦だったのです。
とりわけ延長15回をともにゼロで投げ切った両チームのピッチャーが、
試合終了とともに笑顔で言葉を交わす姿に大感動したのでした。
ぜひ二人とも明日からでも
カープの先発ローテーションに入ってもらいたいものです。
さて感動といえば、
JR南浦和駅で起こった女性救出劇に対し、
世界中から賞賛のコメントが寄せられています。
別にその場に居合わせたわけでもない私ですが、
日本人に生まれてよかった、としみじみ思えるニュースでした。
同時に、
何がたまたまその場にいただけの40名もの乗客を動かしたのか?
を私なりに考えてみました。
ニュースによると、
事故発生直後に「人が挟まれています」というアナウンスが流れると、
乗客は自主的に電車を降り、ホームに出たそうです。
そして挟まれている女性と引き上げようとする駅員の姿を目にするわけです。
アナウンスによる情報開示をきっかけに、
「何が起こっているのか?」という正確な現状認識ができたのです。
続いてこの現状認識から、
「早急に女性を救出しなければならない」、
つまり、達成すべき目標と期限が共有されました。
そして、
「車両を押せば女性を救出できる」、
という目標達成のための手段が示されるとともに、
「せーの」という掛け声によって、
バラバラの個々人の力をまとめ上げることで車両が傾けて隙間を広げ、
女性の救出という目標を達成することができたのです。
このように
「情報開示と現状認識」、「目標と期限」、「達成手段と統率」
の3つの条件が揃ったことが乗客を動かした要因ではあるのですが、
もっと根本的な要因として、
私たち日本人が持つ助け合いの精神があったのだと思います。
なぜなら、助け合いの精神がなければ、
女性が挟まれているという現状認識から、
女性を救出するという目標は生まれないからです。
実際、海外のコメントの多くが、
「自分たちなら眺めているだけか、写真を撮ってFBにアップするだけだろう」
と言っているわけで、ここが世界を驚かせた本質だと思うのです。
さらにもうひとつ忘れてはならないのが、、
今回の行動に対するさまざまな賞賛、すなわちフィードバックがあったことです。
このフィードバックによって、
救出劇の当事者はもちろん、私のような直接関係していない日本人でさえも、
賞賛に対する満足感が与えられ、この助け合いの行動はより強化されます。
こうした強化の繰り返しによって、
仮に南浦和駅以外の場所のまったく別の人であっても、
同じ状況に遭遇すれば私たち日本人は同じ行動をとるようになるのです。
さて
この事例をみなさんの会社の組織風土に例えてみてください。
みなさんの会社は助け合う組織風土ですか、
それとも写真を撮って、眺めている組織風土でしょうか?
・・・実はこのニュースを読んだときなんだかホロっと。。。
歳を重ねるとどうも涙腺が弱くていけません。
そこでとっても穏やかな気持ちになれる私が大好きな曲をご紹介。
ずっとこういう名前の女性ボーカルだと思っていたのですが、
実はバンドの名前だったと知ってビックリでした。
注:音が出ます
経営コンサルタントの村上です。
大雨の日曜日となった昨日は
自宅に缶詰でお仕事に励んでいたのですが、
小休憩のつもりでつけたテレビにすっかり夢中に・・・
ちょうど高校野球広島県大会の決勝戦をやっていたのですが、
なんと引き分け再試合となった大熱戦だったのです。
とりわけ延長15回をともにゼロで投げ切った両チームのピッチャーが、
試合終了とともに笑顔で言葉を交わす姿に大感動したのでした。
ぜひ二人とも明日からでも
カープの先発ローテーションに入ってもらいたいものです。
さて感動といえば、
JR南浦和駅で起こった女性救出劇に対し、
世界中から賞賛のコメントが寄せられています。
別にその場に居合わせたわけでもない私ですが、
日本人に生まれてよかった、としみじみ思えるニュースでした。
同時に、
何がたまたまその場にいただけの40名もの乗客を動かしたのか?
を私なりに考えてみました。
ニュースによると、
事故発生直後に「人が挟まれています」というアナウンスが流れると、
乗客は自主的に電車を降り、ホームに出たそうです。
そして挟まれている女性と引き上げようとする駅員の姿を目にするわけです。
アナウンスによる情報開示をきっかけに、
「何が起こっているのか?」という正確な現状認識ができたのです。
続いてこの現状認識から、
「早急に女性を救出しなければならない」、
つまり、達成すべき目標と期限が共有されました。
そして、
「車両を押せば女性を救出できる」、
という目標達成のための手段が示されるとともに、
「せーの」という掛け声によって、
バラバラの個々人の力をまとめ上げることで車両が傾けて隙間を広げ、
女性の救出という目標を達成することができたのです。
このように
「情報開示と現状認識」、「目標と期限」、「達成手段と統率」
の3つの条件が揃ったことが乗客を動かした要因ではあるのですが、
もっと根本的な要因として、
私たち日本人が持つ助け合いの精神があったのだと思います。
なぜなら、助け合いの精神がなければ、
女性が挟まれているという現状認識から、
女性を救出するという目標は生まれないからです。
実際、海外のコメントの多くが、
「自分たちなら眺めているだけか、写真を撮ってFBにアップするだけだろう」
と言っているわけで、ここが世界を驚かせた本質だと思うのです。
さらにもうひとつ忘れてはならないのが、、
今回の行動に対するさまざまな賞賛、すなわちフィードバックがあったことです。
このフィードバックによって、
救出劇の当事者はもちろん、私のような直接関係していない日本人でさえも、
賞賛に対する満足感が与えられ、この助け合いの行動はより強化されます。
こうした強化の繰り返しによって、
仮に南浦和駅以外の場所のまったく別の人であっても、
同じ状況に遭遇すれば私たち日本人は同じ行動をとるようになるのです。
さて
この事例をみなさんの会社の組織風土に例えてみてください。
みなさんの会社は助け合う組織風土ですか、
それとも写真を撮って、眺めている組織風土でしょうか?
・・・実はこのニュースを読んだときなんだかホロっと。。。
歳を重ねるとどうも涙腺が弱くていけません。
そこでとっても穏やかな気持ちになれる私が大好きな曲をご紹介。
ずっとこういう名前の女性ボーカルだと思っていたのですが、
実はバンドの名前だったと知ってビックリでした。
注:音が出ます