小規模1位主義
2013年12月09日
2位でいい?
おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。
最終節までもつれた今年のJリーグ、
サンフレッチェ広島が土壇場の大逆転で昨年に続きJ1を制しました。
2位でいい、という某市長の失言があったようですが、
1位と2位の差がいかに大きなものかは、
惜しくも2位に甘んじた横浜Mの落胆ぶりを見れば明らか。
やっぱり2位じゃダメなんです。
ちょうど今2つの会社で企業ビジョン策定に携わっているのですが、
ビジョンについても同じことが当てはまります。
ビジョンとは企業理念のマイルストーンとなるもので、
いつまでに何を達成するのかを具体的に示す中間目標なのですが、
せっかくビジョンを策定するのであれば、
「売上高◯億円」とか「営業利益率◯%」という目標に、
最低でも1つは「◯◯で1位」というナンバーワン目標を加えたいもの。
とはいえ
弱者の立場の中小企業が、
「全国で1位」「業界で1位」等の大きな市場をターゲットに掲げる必要はありません。
ランチェスター法則を経営に活かした「小規模1位主義」に則り、
強者が参入しない特定の地域やニッチな商品等の限定したマーケットで1位を目指せばいいのです。
そのためには事業ドメインを再定義して、
1位を目指すマーケットを絞り込むことが重要です。
さてみなさん
会社のビジョンにナンバーワン目標はありますか?
・・・連覇はめでたいことですが、
今年もまたまたビッグクラブに選手を引き抜かれそうな雰囲気が漂っています。。。
こうなったらサンフレッチェのビジョンのひとつに、
「ビッグクラブへの移籍選手数ナンバーワン」を掲げて、
どれだけ選手を引き抜かれてもそれ以上に選手を育成して常にトップを目指す!
というのはどうでしょう。
あっ、これカープにも使えそう・・・
では小規模1位を標ぼうする一方で、
こんなスケールの大きな曲を今週はご紹介します(笑)
注:音が出ます
経営コンサルタントの村上です。
最終節までもつれた今年のJリーグ、
サンフレッチェ広島が土壇場の大逆転で昨年に続きJ1を制しました。
2位でいい、という某市長の失言があったようですが、
1位と2位の差がいかに大きなものかは、
惜しくも2位に甘んじた横浜Mの落胆ぶりを見れば明らか。
やっぱり2位じゃダメなんです。
ちょうど今2つの会社で企業ビジョン策定に携わっているのですが、
ビジョンについても同じことが当てはまります。
ビジョンとは企業理念のマイルストーンとなるもので、
いつまでに何を達成するのかを具体的に示す中間目標なのですが、
せっかくビジョンを策定するのであれば、
「売上高◯億円」とか「営業利益率◯%」という目標に、
最低でも1つは「◯◯で1位」というナンバーワン目標を加えたいもの。
とはいえ
弱者の立場の中小企業が、
「全国で1位」「業界で1位」等の大きな市場をターゲットに掲げる必要はありません。
ランチェスター法則を経営に活かした「小規模1位主義」に則り、
強者が参入しない特定の地域やニッチな商品等の限定したマーケットで1位を目指せばいいのです。
そのためには事業ドメインを再定義して、
1位を目指すマーケットを絞り込むことが重要です。
さてみなさん
会社のビジョンにナンバーワン目標はありますか?
・・・連覇はめでたいことですが、
今年もまたまたビッグクラブに選手を引き抜かれそうな雰囲気が漂っています。。。
こうなったらサンフレッチェのビジョンのひとつに、
「ビッグクラブへの移籍選手数ナンバーワン」を掲げて、
どれだけ選手を引き抜かれてもそれ以上に選手を育成して常にトップを目指す!
というのはどうでしょう。
あっ、これカープにも使えそう・・・
では小規模1位を標ぼうする一方で、
こんなスケールの大きな曲を今週はご紹介します(笑)
注:音が出ます
2011年12月05日
弱者のカラオケ戦略
おはようございます。
経営コンサルタントの村上です。
晴れてiPhone4Sユーザーになりました。
ところが、真新しいiPhoneちゃんに画面シートを貼るとき、
空気を入れてしまうという愚行をやらかしてしまい、
少々ブルーな気分の師走の今日この頃です。。。
それはさておき、先週のこと、
友達ファミリーと久しぶりにカラオケに行きました。
カラオケの楽しみ方は人それぞれですが、
負けず嫌いばかりの仲間とのカラオケでは、
採点機能をフル活用し、誰が一番で、誰がドベか、を競います。
もちろんドベになると、
容赦ないペナルティが与えられるのでみんな必死・・・
大人気ない戦いが繰り広げられるのです(苦笑)
こんな楽しみ方ができるのは採点機能があるからこそ。
以前のカラオケは、
ただ歌いまくるだけ、が楽しみだったのですが、
採点機能によって客観的な評価基準ができたことより、
私たちのような、醜い争い(笑)、という新たな楽しみ方ができたのです。
まさしく採点機能は、
「歌の見える化」ツールと言えますね。
ところが今回のカラオケで新たな機能を発見!
最近は採点だけでなく、
曲ごとの全国順位もわかるんですね!
※最近じゃないかも知れませんが・・・
そこで早速チャレンジしたところ、
みごと全国2位
を叩き出しました!
1億2千万人の日の本の2位ですよ、スゴくないですか?
ところが仲間からは不評。
「なんでこれで2番?」みたいな・・・
実は、
2位となった私の歌の採点結果が約88点だったのに対し、
90点以上の高得点を叩き出した他の仲間がいたのです。
しかし肝心の順位はというと、50位とか100位とかそんな程度です。
その理由は、
歌ったのがポピュラーなヒットソングだったからに他なりません。
今流行のヒットソングは、
歌い手の競争が激しいレッドオーシャン。
競争が激しいと、レベルも上がります。
だから、90点以上という高得点を叩き出しても、
トップテンにも入れないのです。
そこで勝ちにこだわる私は、
ランチェスター経営の竹田陽一先生が提唱する、
弱者の戦略における「小規模1位主義」を応用して、
小さな市場で1位をとるための曲を選んだのです。
その曲とは、
翳りゆく部屋。
♪ま~どべ~に~おいた~♫ で始まる
ユーミンがまだ荒井由実だった頃の実に40年以上も前の曲です。
しかし古いとはいえ、シングルカットもされた往年の名曲。
私世代をはじめとした競争相手が存在する可能性があります。
そこで、
再び弱者の戦略から「部分1位主義」を適用。
オリジナルのユーミンバージョンではなく、
徳永英明のカバーバージョンを選択することで、
市場をさらに限定してダメ押し。
結果、
この曲を歌ったのは全国で20人程度という小さな市場。
狙い通り1位とまではいきませんでしたが、
全国2位
を獲得したのでした!
たとえ90点とったとしても、相手が強く順位が50位では市場の存在感はゼロ。
いずれは消えてなくなってしまいます。
そうではなく私たちのような弱者は、
88点でも1位がとれる市場で戦うべきなのです。
ベンチャーや中小企業は、
勝てる市場の選択が重要ですね。
さてみなさん、
今戦っているその市場で1位がとれますか?
・・・翳りゆく部屋、聴きたくなったでしょ?
では、オリジナルバージョンをお届けします。
感慨深い詩はもちろんのこと、
ユーミンの旦那が奏でるイントロのパイプオルガンがベリーグッドです。
※注意:音が出ます。
経営コンサルタントの村上です。
晴れてiPhone4Sユーザーになりました。
ところが、真新しいiPhoneちゃんに画面シートを貼るとき、
空気を入れてしまうという愚行をやらかしてしまい、
少々ブルーな気分の師走の今日この頃です。。。
それはさておき、先週のこと、
友達ファミリーと久しぶりにカラオケに行きました。
カラオケの楽しみ方は人それぞれですが、
負けず嫌いばかりの仲間とのカラオケでは、
採点機能をフル活用し、誰が一番で、誰がドベか、を競います。
もちろんドベになると、
容赦ないペナルティが与えられるのでみんな必死・・・
大人気ない戦いが繰り広げられるのです(苦笑)
こんな楽しみ方ができるのは採点機能があるからこそ。
以前のカラオケは、
ただ歌いまくるだけ、が楽しみだったのですが、
採点機能によって客観的な評価基準ができたことより、
私たちのような、醜い争い(笑)、という新たな楽しみ方ができたのです。
まさしく採点機能は、
「歌の見える化」ツールと言えますね。
ところが今回のカラオケで新たな機能を発見!
最近は採点だけでなく、
曲ごとの全国順位もわかるんですね!
※最近じゃないかも知れませんが・・・
そこで早速チャレンジしたところ、
みごと全国2位
を叩き出しました!
1億2千万人の日の本の2位ですよ、スゴくないですか?
ところが仲間からは不評。
「なんでこれで2番?」みたいな・・・
実は、
2位となった私の歌の採点結果が約88点だったのに対し、
90点以上の高得点を叩き出した他の仲間がいたのです。
しかし肝心の順位はというと、50位とか100位とかそんな程度です。
その理由は、
歌ったのがポピュラーなヒットソングだったからに他なりません。
今流行のヒットソングは、
歌い手の競争が激しいレッドオーシャン。
競争が激しいと、レベルも上がります。
だから、90点以上という高得点を叩き出しても、
トップテンにも入れないのです。
そこで勝ちにこだわる私は、
ランチェスター経営の竹田陽一先生が提唱する、
弱者の戦略における「小規模1位主義」を応用して、
小さな市場で1位をとるための曲を選んだのです。
その曲とは、
翳りゆく部屋。
♪ま~どべ~に~おいた~♫ で始まる
ユーミンがまだ荒井由実だった頃の実に40年以上も前の曲です。
しかし古いとはいえ、シングルカットもされた往年の名曲。
私世代をはじめとした競争相手が存在する可能性があります。
そこで、
再び弱者の戦略から「部分1位主義」を適用。
オリジナルのユーミンバージョンではなく、
徳永英明のカバーバージョンを選択することで、
市場をさらに限定してダメ押し。
結果、
この曲を歌ったのは全国で20人程度という小さな市場。
狙い通り1位とまではいきませんでしたが、
全国2位
を獲得したのでした!
たとえ90点とったとしても、相手が強く順位が50位では市場の存在感はゼロ。
いずれは消えてなくなってしまいます。
そうではなく私たちのような弱者は、
88点でも1位がとれる市場で戦うべきなのです。
ベンチャーや中小企業は、
勝てる市場の選択が重要ですね。
さてみなさん、
今戦っているその市場で1位がとれますか?
・・・翳りゆく部屋、聴きたくなったでしょ?
では、オリジナルバージョンをお届けします。
感慨深い詩はもちろんのこと、
ユーミンの旦那が奏でるイントロのパイプオルガンがベリーグッドです。
※注意:音が出ます。