競合

2011年10月03日

競合を見てる化?

おはようございます。
中小企業診断士の村上です。

神無月10月に突入し今年も残り3ヶ月です。

「まだ3ヶ月もある」ので、
まだまだいろんなチャンレンジができますね。

しかし「あと3ヶ月しかない」とも言えますから、
決めたことは速やかに実行しなきゃいけませんね。


さてこの週末は子供の運動会がありました。
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いつものように、かけっこで1番になれ!と喝を入れたのですが、

「目標は2番!」

と、なんとも控え目な目標です。

蓮舫大臣とカープファンなら2番で御の字でしょうが、私は少々不満です。

そこで理由を尋ねたところ、

「○○ちゃんがおるけぇ、1番はムリなんよ」

とバリバリの広島弁アンサー。

運の悪いことに、
○○ちゃんという足の速い子と、一緒の組になってしまったらしいのです。

そこで1番でなく確実に2番を狙うのだと・・・

さすが世渡り上手の(笑)私の子供だけあって、

勝てない戦はしないのです。

かけっこに限らず、
勝てない戦をしてはならないのは、
ビジネスの世界でも同じことなのですが、
現実には、勝てない戦をやっている会社は後を絶ちません

その多くが、
競合を見ていない企業

お客様のニーズは把握できており、
それに応える商品・サービスも提供しているのですが、
競合の動きを把握していません。

だから売れない。

顧客ニーズにマッチした高品質な商品を提供すれば、
必ず売れるハズだと誤解しているのです。

しかしお客様は、
少しくらいの不満であればガマンして、
自社より安い競合の商品を買うのです。

タマにしか顔を出さない営業マンの安い商品より、
ちょくちょく訪問する競合営業マンの高い商品を買うのです。

売り手以上に買い手はシビアなのです。

ブルーオーシャンなんて、そうそう存在するマーケットではなく、
ほとんどがレッドオーシャンで競合と戦っています。

だから、
競合の見える化は必須です。

その割に、
表面的な競合情報しか把握していない企業が多いように感じます。

競合の今期の重点商品は?
競合の実勢価格は?
競合の得意先シェアは?
競合営業マンの訪問頻度は?

こうした情報を、得意先別ごとに見える化することが重要です。
この情報収集業務も、営業マンの役割のひとつなのです。


さてみなさんの会社では、
競合を見てる化(=見ているでしょうか)?


・・・で結局、娘は3番でした。
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リハーサルのときは目立たなかったノーマークの子が、
本番では○○ちゃんまでぶっちぎって1番になったのが計算外でした。。。

脳ある鷹は爪を隠す ですね。
 



murakami_v70 at 07:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)